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2017年01月06日
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七日正月
1月7日は「七日正月」と言って朝の食事に一年の無病息災を願って7種類の菜草を入れたお粥「七草粥」を食べる風習があります。
元旦から七日までを「松の内」と言いますが、七日は松の内の最後の日でこの日に正月の松飾を外すところもあります。正月飾りは神社のしめ縄の形を変えたもので正月飾りを外すことにより家が神聖な場所から日常の生活空間に変わり「松の内」が終わるそうです。
1月7日は五節句の一つです。
五節句とは江戸時代に制定された重要な年中行事で5日の式日(祝日)です。まず最初が1月7日人日(じんじつ)「七草の節句」、2番目は3月3日上巳(じょうし)「桃の節句」、3番目は5月5日端午(たんご)「菖蒲の節句」、4番目は7月7日七夕(しちせき)「たなばた」「笹の節句」、最後の5番目は9月9日重陽(ちょうよう)「菊の節句」です。5つの日は今でも日本中で大切に受け継がれていますね。1番目から4番目までは皆良く知っていますが、5番目の重陽は?という方もあるのではないでしょうか。9月9日は9と9ですね、「九」という数字は易で「陽数の極」にあたり「九」が重なるので非常にめでたい日となるようです。
とり年が始まりましたね。アメリカの大統領がトランプ氏に変わりますし、世界中でいろいろな出来事もあると思います。でも何があっても明るく前向きに努力して実りある年にしましょう。
七草粥を食べて元気なトリになろう!
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